異物混入でグリスはどうなる?
金型や機械部品で発生するトラブルの中でも、見落とされやすいのが「異物混入」です。
・金属粉
・樹脂粉
・砂やホコリ
・摩耗粉
こうした異物がグリースに混入すると、潤滑性能が大きく低下する場合があります。
その結果、
・摩耗の進行
・動作不良
・焼き付き
・部品寿命低下
につながることがあります。
■ 異物混入で何が起きるのか
本来グリースは、金属同士の接触を防ぐ役割があります。
しかし異物が入ると、グリース内部で異物が研磨剤のように働き、
・摺動面を削る
・クリアランスを変化させる
・表面を傷つける
といった問題が発生します。
潤滑しているつもりが、逆に摩耗を進行させるケースもあります。
■ 金型で多いトラブル
■ スライドコア
異物混入によって、
・動きが重くなる
・ガイド部が摩耗する
・摺動抵抗が増える
などの問題が発生します。
■ エジェクタピン
微細な異物でも、
・戻り不良
・スティック現象
・焼き付き
につながることがあります。
特に精密小径ピンでは注意が必要です。
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▶ 精密小径ピンに最適なフッ素グリスとは?
■ 高温環境ではさらに悪化
高温環境ではグリースが
・劣化
・硬化
・油分分離(ブリード)
を起こしやすくなります。
そこへ異物が加わることで、
摩耗 → 発熱 → 焼き付き
という悪循環になるケースがあります。
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▶ 金型や機械部品の高温環境で使えるグリースの選び方
■ 対策のポイント
異物混入対策では、
✔ 定期清掃
✔ 古いグリースの除去
✔ 適正量の塗布
✔ 用途に合ったグリース選定
が重要です。
■ グリース選定も重要
異物が入りやすい環境では、
・密着性
・耐摩耗性
・にじみにくさ
も重要になります。
特に金型では、
「流れにくい」
「高温でも安定」
といった特性が求められます。
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▶ ゴールデングリス|焼き付き・かじり防止用グリース
■ まとめ
異物混入は、単なる「汚れ」ではありません。
放置すると、
・摩耗
・動作不良
・焼き付き
につながり、金型寿命にも大きく影響します。
👉 グリース管理と適切な潤滑対策が重要です。
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