chemSHERPAとSDSの違いで困っていませんか?
「SDSでは非該当なのに、
chemSHERPAでは含有ありと言われた…」
このような問い合わせは、
製造業・金型業界でも非常に増えています。
実はこれ、**間違いではなく“考え方の違い”**です。
chemSHERPAとは?
chemSHERPAとは、
製品に含まれる化学物質情報をサプライチェーンで共有するための仕組みです。
主に以下の用途で使用されます。
・RoHS対応
・REACH対応
・自動車・電機業界の含有調査
👉つまり
「中身の成分を管理するためのデータ」
SDSとは?
SDS(安全データシート)は、
製品の危険性や安全な取り扱い方法を示す資料です。
・作業時の注意点
・応急処置
・保管方法
・法令情報
👉つまり
「安全に使うための資料」
■一番重要:判断基準が違う
・SDS
製品全体で危険性を評価
→ 濃度が低ければ非該当になる
・chemSHERPA
成分ごとに含有を評価
→ 少量でも含まれていれば対象
■なぜズレるのか?
例えばグリスの場合
・カーボンブラック
・金属添加剤
・防錆成分
これらが微量含まれていると…
・ SDS
→ 危険性なし → 非該当
・ chemSHERPA
→ 管理対象物質 → 含有あり
■結論:どちらも正しい
この違いは「矛盾」ではありません。
・ SDS
= 安全性の評価
・ chemSHERPA
= 含有管理
見ている視点が違うだけです。
■現場で使える説明文(そのまま使えます)
「SDSは製品としての危険性評価、
chemSHERPAは含有化学物質の管理情報です。
そのため、SDSでは非該当でも
chemSHERPAでは含有ありと判定される場合があります。」
■よくあるトラブル
・SDSとchemSHERPAの内容が違うと言われる
・非含有証明を求められる
・PRTRと混同される
👉これらはすべて
評価基準の違いが原因です
■まとめ
| 項目 | SDS | chemSHERPA |
|---|---|---|
| 目的 | 安全性 | 成分管理 |
| 判断 | 濃度・危険性 | 含有の有無 |
| 少量成分 | 無視される場合あり | 必ず対象 |
| 用途 | 作業者 | サプライチェーン |
■関連情報(内部リンク)
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