はじめに
高温環境で使用される金型では、
「耐熱グリスを使っているのに焼き付く」
「動きが渋くなり、最終的に固着してしまう」
といったトラブルが少なくありません。
これは耐熱温度の数字だけでグリスを選んでしまうことが、大きな原因です。
ゴールデングリスは、こうした高温金型特有のトラブルを防ぐために、
“耐熱温度だけに頼らない設計思想” で開発された潤滑剤です。
高温になると、グリスには何が起きるのか?
① 基油の揮発・分離
温度上昇により、グリス内部の油分が先に失われ、
潤滑に必要な油膜が維持できなくなる。
② 増ちょう剤・添加剤の劣化
残った成分が炭化・硬化し、
潤滑ではなく「抵抗物」になるケースもあります。
③ 焼き付き・固着の発生
油膜が切れた状態で金属同士が接触し、
結果として焼き付き・固着・摩耗が発生します。
👉 つまり
「耐熱〇℃」=「高温でも安心」ではありません。
ゴールデングリスの考え方
ゴールデングリスは、単に耐熱温度を高く見せるグリスではありません。
重視しているポイント
-
高温下でも潤滑膜が残りやすい
-
焼き付きの原因となる残渣が固着しにくい
-
金型部品の動きを阻害しにくい設計
このため、
✔ ダイカスト金型
✔ 高温成形金型
✔ 可動部・摺動部・ピン周り
といった**「温度+負荷」がかかる部位**で選ばれています。
「最大800℃対応」という表記について
ゴールデングリスは、極めて高温域でも潤滑成分が完全に失われにくい設計を採用しています。
ただし重要なのは、
800℃で潤滑する、という意味ではありません。
高温環境下でも
-
急激な焼き付きが起きにくい
-
残留物が固着トラブルを起こしにくい
という実使用上の安定性がポイントです。
よくある質問(Q&A)
Q. 耐熱温度が高いグリスなら何でも良いのでは?
A. いいえ。
耐熱温度は「燃えない・分解しない目安」であり、
潤滑性能を保証する数字ではありません。
Q. 焼き付きや固着を防ぐには何が重要?
A.
- 高温下での油膜保持
- 劣化後の残渣性状
-
使用部位に合った特性
これらを総合的に見る必要があります。
ゴールデングリスは、こんな方に選ばれています
- 高温金型で焼き付きトラブルに悩んでいる
- 耐熱グリスを使っているが寿命が短い
- 金型メンテナンス頻度を下げたい
関連Q&A・技術解説
- 【Q&A】高温になるとグリスはどうなる?固着・劣化・焼き付き
- 【Q&A】高温でグリスが焼き付かないために重要なこととは?
購入方法
ゴールデングリスは、M&Mゴールデングリースの公式サイトやAmazonで購入可能です。
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公式サイト:▶ 今すぐチェック! MMG200シリーズ!
Amazon:🛒 Amazonでのご購入はこちら!
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