熱伝導グリスとは?ヒートシンクと電子部品の放熱を支える重要部材

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熱伝導グリスとは?

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電子機器の故障や性能低下の原因として見落とされがちなのが「熱」です。CPUやIGBT、電源モジュール、ヒーターなどの電子部品は、動作中に熱を発生します。

発生した熱を効率よく逃がせないと、

・温度上昇
・性能低下
・誤作動
・部品寿命の低下

につながる場合があります。そこで重要になるのが熱伝導グリスです。

 


熱伝導グリスの役割とは?

熱伝導グリスは、発熱する電子部品とヒートシンクの間に塗布し、熱を効率よく伝えるための材料です。一見平らに見える金属表面でも、実際には微細な凹凸があります。

そのまま接触させると隙間に空気が入り込みますが、空気は熱を伝えにくいため放熱効率が低下します。熱伝導グリスは、この隙間を埋めることで熱抵抗を低減し、電子部品からヒートシンクへ効率よく熱を伝達します。

 

🔵熱伝導グリス詳細はこちら
▶M-HCD 熱伝導シリコングリス|電子機器の放熱・冷却対策

 


熱伝導グリスを使用しないとどうなる?

熱伝導グリスが適切に使用されていない場合、

・部品温度の上昇
・冷却効率の低下
・電子機器の誤作動
・寿命低下

などの原因になります。特に高出力機器や連続運転を行う設備では、放熱性能が安定稼働に大きく影響します。

M-HCD熱伝導グリスの製品画像。CPU、IGBT、電源モジュール、ヒートシンクの放熱対策に使用する熱伝導シリコングリス


どのような場所で使用されている?

熱伝導グリスはさまざまな電子機器で使用されています。

CPU・制御基板

発熱する半導体とヒートシンクの間に使用されます。

 

IGBTモジュール

インバータや電源装置などで使用されるパワー半導体の放熱に利用されます。

 

カートリッジヒーター

ヒーターと取付穴の隙間を埋め、熱伝達効率向上に役立ちます。


🔵ヒータの故障を防ぐ
▶金型カートリッジヒーターが焼損する3つの原因

 

温度センサー・熱電対

測定部との熱伝達を改善し、応答性向上に貢献します。

 

バッテリー・電源モジュール

発熱部品の温度管理や冷却補助に使用されます。

 

 


熱伝導グリス選びで重要なポイント

熱伝導グリスは熱伝導率だけで選ぶものではありません。確認したいポイントは、

✔ 熱伝導率

✔ 使用温度範囲

✔ 絶縁性

✔ 耐久性

✔ 耐腐食性

です。

電子機器では放熱性能だけでなく、絶縁性や長期安定性も重要になります。

 


M-HCD 熱伝導グリス

エムアンドエムの熱伝導グリス M-HCD は、シリカと特殊合成油を主成分とした熱伝導グリスです。

特長

・熱伝導率 2.0W/m・K

・絶縁耐力 5kV/mm

・使用温度範囲 -50℃~200℃

・RoHS対応

・耐久性、耐帯電性、耐腐食性に優れる

・CPU、ヒートシンク、IGBT、ヒーター、温度センサーなどに使用可能

熱を効率よく伝え、電子部品の安定動作と長寿命化をサポートします。

 


まとめ

熱伝導グリスは、電子部品の発熱を効率よく逃がすための重要な材料です。

CPUやIGBTだけでなく、ヒーターや温度センサーなど工業用途でも広く使用されています。

放熱性能を高め、設備の安定稼働や部品寿命の向上を目指す場合は、用途に合った熱伝導グリスの選定が重要です。

 

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