マフラーボルトが外れない原因とは

マフラー周辺のボルトは高温と水分の影響で焼き付きやすく、取り外しが困難になることがあります。
バイク整備でよくあるトラブルの一つが、マフラーボルトが固着して外れないという問題です。特に長期間メンテナンスしていない車両では、
・ボルトが回らない
・ナットが固着している
・無理に回すと折れそう
といった状態になることがあります。マフラー周辺は高温になるため、他のボルトよりも焼き付きや固着が起こりやすい場所です。
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マフラーボルトが固着する主な原因
マフラーボルトが外れなくなる原因には、主に次のようなものがあります。
高温による焼き付き
マフラー周辺はエンジンの排気熱により高温になります。高温状態で金属同士が接触し続けると、潤滑油が蒸発して金属同士が溶着する焼き付き現象が起こります。
錆による固着
雨水や湿気の影響でボルトが錆びると、ネジ山に錆が入り込み固着します。
長期間のメンテナンス不足
長期間分解されていないボルトは、熱や腐食によって固着しやすくなります。
焼き付きが起こる仕組み
焼き付きは摩擦 → 油膜切れ → 金属溶着という流れで発生します。

この現象はバイクだけでなく、高温環境で使用される金型の摺動部でも発生する現象として知られています。そのため工業分野では、焼き付き防止のために専用の潤滑剤が使用されています。
👉グリスの高温化の動きについては
【Q&A】高温になるとなぜグリスは流れてしまう?
マフラーボルトの固着を防ぐ方法
マフラーボルトの焼き付きや固着を防ぐためには、次のような対策が有効です。
・定期的なメンテナンス
・錆の除去
・焼き付き防止グリスの使用
特にマフラーやエキゾースト周辺では、焼き付き防止グリス(アンチシーズグリス)を使用することで固着トラブルを大幅に減らすことができます。
👉高温のトラブルは
▶【Q&A】高温になるとグリスはどうなる?固着?劣化?焼き付き?
焼き付き防止グリスの働き
アンチシーズグリスは、ボルトのネジ部に塗布することで
・焼き付き防止
・固着防止
・防錆効果
・分解整備の容易化
といった効果を発揮します。
焼き付き防止におすすめのグリス
エムアンドエムでは、金型潤滑技術を応用したアンチシーズグリス「ピンガードセブン」を展開しています。
銅ナノ粒子を配合した高性能グリスで、マフラーやエンジン周辺などの高温部ボルトの焼き付き防止に適しています。
まとめ
マフラーボルトが外れない原因の多くは
・高温による焼き付き
・錆による固着です。
整備トラブルを防ぐためには、ボルトの取り付け時に焼き付き防止グリスを使用することが重要です。高温部のボルトには、アンチシーズグリスを塗布しておくことで、次回のメンテナンスを安全に行うことができます。
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