バイク整備で焼き付き防止グリスは必要?
バイク整備では、ボルトやナットが固着して外れなくなる
トラブルが発生することがあります。
特に
・マフラーボルト
・エキゾーストスタッド
・プラグネジ部
などの高温部分では、**焼き付き(かじり)**が
起こりやすくなります。
一度焼き付いたボルトは、無理に外そうとすると
折れてしまうこともあり、整備の大きなトラブルにつながります。
このようなトラブルを防ぐために使用されるのが
**焼き付き防止グリス(アンチシーズグリス)**です。
焼き付きはなぜ起こるのか
焼き付きは、金属同士の摩擦と高温が重なることで発生します。
高温環境では潤滑油が蒸発しやすく、金属表面の保護膜が失われます。
その結果、金属同士が直接接触し、摩擦によって表面が溶着してしまいます。
この現象はバイクだけではなく、
高温環境で使用される金型の摺動部でも同様に発生します。
実際の工業分野では、こうした焼き付き防止のために
専用の潤滑グリスが使用されています。

※グリスの基本構造については
**▶【Q&A】なぜ高温になると焼付きや動きの渋さが起きるのか?で解説しています。
焼き付き防止グリス(アンチシーズグリス)とは
アンチシーズグリスは、ボルトやナットなどの
金属接合部に塗布することで、焼き付きや固着を防ぐ潤滑剤です。
特に高温環境では、銅や特殊潤滑粒子を含むグリスが使用され、
金属表面に保護膜を形成します。
これにより
・焼き付き防止
・固着防止
・防錆効果
・分解整備の容易化
といった効果が期待できます。
バイク整備で使用される主な箇所
焼き付き防止グリスは、次のような箇所で使用されます。
・マフラースタッドボルト
・エキゾーストボルト
・プラグネジ部
・高温部ボルト
・エンジン周辺の金属接合部
これらの部分に薄く塗布しておくことで、
整備時のトラブルを大幅に減らすことができます。
焼き付き防止におすすめのグリス
エムアンドエムでは、金型潤滑で培った技術を応用した
アンチシーズグリス「ピンガードセブン」を展開しています。
銅ナノ粒子を配合し、高温環境でも焼き付きや固着を防止します。
マフラーやエンジン周りのボルト整備にも適したグリスです。
まとめ
バイク整備では、高温部のボルトやスタッドが焼き付きやすく、
整備トラブルの原因になります。
焼き付き防止グリスを事前に塗布しておくことで
・ボルト固着防止
・分解整備の安全性向上
・部品破損リスク低減
といったメリットがあります。
特にマフラーやエンジン周辺の整備では、
焼き付き対策としてアンチシーズグリスを使用することをおすすめします。
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