導電性グリースと接点グリースの違いとは?用途・使い方・トラブルを徹底解説

📦 \大注目/ MMG 200シリーズ 【M&M】

MMG 200シリーズ DME互換金型継手|高耐熱・高耐久のクイックカップリング【M&M】

■ 導電性グリースと接点グリースは何が違うのか?

   電装トラブル対策として使われるグリースには
   「導電性グリース」と「接点グリース」があります。

   一見似ていますが、この2つは役割がまったく異なります。

   電装系のグリースには種類があり、
   今回のような接点用途以外にも、
   高温環境で使用されるグリースなど用途によって使い分けが重要です。

 

   🔵金型や高温部で使用されるグリースについてはこちら

 

 


■ 導電性グリースとは

 
 
導電性グリースを使用した車両アース端子の接続部
 

   導電性グリースは
   グリース自体が電気を通すことが特徴です。

 

   👉 導電性グリスの詳細はこちら
    ▶導電性カーボングリスとは?― 電気接点トラブルを防ぐ最新導電グリスの特長と使い方

 

 

■ 主な用途

   ・アースポイント
   ・センサー接点
   ・通電が必要な接触部

 

  👉導電性グリス用途の詳細はこちら
   ▶【Q&A】 M-ELC 導電性カーボングリスの用途は?

 

 

■ 特徴

   ・接触抵抗を低減
   ・電気の流れを安定させる
   ・カーボンなど導電材を含有


■ 接点グリースとは

接点グリースをコネクタ内部に塗布して接点保護を行う作業の様子
 
 
 

   接点グリースは
   電気を通すためではなく、接点を保護するグリースです。

 

   👉接点グリスの詳細はこちら
    ▶接点グリスとは?接点不良を防ぐ潤滑剤の役割と用途を解説

 

 

■ 主な用途

   ・コネクタ
   ・スイッチ
   ・端子の防錆

 

■ 特徴

   ・酸化防止
   ・防水・防湿
   ・接触不良の予防

 


■ 違いを整理

項目 導電性グリース 接点グリース
通電性 あり 基本なし
目的 電気を流す 接点保護
主成分 カーボン等 シリコン・油系
主な用途 アース・通電部 コネクタ・防錆

■ 導電性グリースの正しい使い方

   導電性グリースは通電が目的のため、塗布方法が重要です。
 
 
導電性カーボングリス M-ELC-50 製品外観
M-ELC 導電性グリス

■ 使用手順

   ① 接触面の汚れ・酸化膜を除去する
   ② 端子・接点をしっかり接触させる(先に固定)
   ③ 接触部に薄く塗布する

 

■ ポイント

   ・接触させてから塗る
   ・厚塗りしない
   ・はみ出しはショートの原因になる

接点グリースを過剰に塗布したことで端子周辺に付着しすぎている状態の例
接点グリースを過剰に塗布したことで端子周辺に付着しすぎている状態の例

■ 接点グリースの正しい使い方

接点グリースをコネクタ端子部に塗布する位置と方法を示したイラスト
 
 
 

   接点グリースは保護が目的のため、塗布タイミングが異なります。

■ 使用手順

   ① 接点部の汚れ・水分を除去する
   ② 接点部に薄く塗布する
   ③ コネクタを接続する

 

■ ポイント

   ・塗ってから接続する
   ・薄く均一に塗る
    ・防水・防湿効果を持たせる

 

   🔵接点グリースは防錆や保護が目的ですが、
    より過酷な環境では、にじみにくく耐久性の高いグリースが求められることもあります。
    ▶フッ素系グリースの特徴についてはこちら

 

 


■ 接点グリースで接触抵抗は上がるのか?

   結論として、正しく使えば接触抵抗は上がりません。

   接点は金属同士が完全に面で接触しているわけではなく、
   微小な接触点で通電しています。

   接点グリースは
   ・接触部分 → 金属同士が直接接触
   ・それ以外 → グリスが保護

   という状態を作るため、
   通電自体を妨げるものではありません。

 

 


■ 接触抵抗が上がるケース

   以下の場合はトラブルの原因になります。

   ・グリスの塗りすぎ
   ・接触圧不足
   ・汚れの上から塗布
   ・用途の間違い

 

 


■ 取付トルクも重要なポイント

   接点グリースを使用する際は、
   取付トルク(締結力)も重要です。

   接点は金属同士がしっかり圧着されることで
   安定した通電が確保されます。

 


■ トルク不足の場合

   ・接触圧が弱い
   ・グリスが押し出されない
   ・接触抵抗が増加する

 


■ 適正トルクの場合

   ・金属同士が確実に接触
   ・グリスは隙間に広がる
   ・接触状態が安定する

    グリスだけでなく、締結状態が重要です


■ よくあるトラブル

   ・接触不良が改善しない
   ・電装部品の誤作動
   ・腐食やサビの進行

   これらの多くは
   グリースの選定ミスや使い方の誤りによるものです。


■ 選び方のポイント

   ・電気を流したい → 導電性グリース
   ・接点を保護したい → 接点グリース


■ まとめ

   導電性グリースと接点グリースは似ているようで、
   役割は大きく異なります。

   ・導電性グリースは「通電させる」
   ・接点グリースは「接点を保護する」

   さらに
   ・正しい塗布方法
   ・適正な取付トルク

   これらを守ることで、
   接触トラブルを防ぐことができます。

 

  🔵用途によっては、接点グリースや導電性グリースではなく、
   高温対応や耐久性を重視したグリースを選定する必要があります。
   ▶用途別グリースの選び方はこちら

 

 

📩 お問い合わせ・資料請求

   製品選定や用途に応じたご提案は、経験豊富なスタッフにお任せください。


   カタログのご請求・技術相談・お見積り依頼などもお気軽にどうぞ。

 

🔗 📄 お問い合わせフォーム

 

📄 製品カタログダウンロード

📦 \大注目/ ダイカスト金型専用ゴールデングリス!【M&M】

ダイカスト金型などの金属加工の現場で、「潤滑・離型・保護」などの目的で使われます。【M&M】

NEWS製品情報製品比較・選び方
シェアする
エムアンドエムをフォローする
タイトルとURLをコピーしました