金型寿命を延ばすには?メンテナンスを怠るリスクと予防方法

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金型は長期間使用すると何が起きる?

金型メンテナンスのトラブル予防とCVPL-200によるショット数管理・コパメッシュによる樹脂清掃のイメージ

金型は長期間使用していると、摩耗や汚れ、カジリなどが少しずつ進行します。

こうした変化を放置すると、成形不良や部品の損傷につながり、結果として金型寿命を縮める原因になることがあります。

金型を長く安定して使用するために重要なのが、トラブルが起きてから修理するのではなく、使用状況を把握して適切なタイミングで点検・清掃することです。

今回は、金型寿命に影響する代表的なトラブルと、日常的にできるメンテナンス方法について紹介します。

 

金型寿命を縮める主な原因とは?

 

金型寿命は、単純な使用年数だけで決まるものではありません。

同じ期間使用していても、ショット数や成形条件、使用温度、清掃・潤滑状態などによって金型への負荷は変わります。

特に注意したいのが、

・金型部品の摩耗

・スライド部などのカジリ

・焼き付き

・樹脂や汚れの蓄積

・潤滑不足

・メンテナンス時期の遅れ

などです。 小さな変化を放置せず、定期的に状態を確認することが金型寿命を維持する基本になります。

 

金型の摩耗・カジリ・焼き付きに注意

スライド部やガイドピン、エジェクターピンなどの可動部は、金型を使用するたびに繰り返し動作します。

 

潤滑不足やグリスの劣化した状態で使用を続けると、摩擦が増加し、摩耗・カジリ・焼き付きにつながることがあります。

 

メンテナンス時には、 汚れを除去する → 部品の状態を確認する → 適切に給脂する という流れで確認することが重要です。

 

 

👉金型のカジリ・焼き付き対策についてはこちら
 ▶最適なグリースの選び方|金型用途別グリース選定ガイド – ㈱エムアンドエム

 

 

金型清掃を怠るとどうなる?

金型やプラスチック加工設備では、使用を続けることで樹脂や汚れが蓄積していきます。

 

汚れを放置すると、炭化した樹脂や異物などが成形品質に影響する可能性があります。

 

そのため金型だけでなく、スクリューやダイスなどの周辺設備も含めて定期的に清掃することが大切です。  

 

 

スクリュー・ダイスに付着した樹脂を清掃する

プラスチック加工機のスクリューやダイスに付着した樹脂の清掃には、コパメッシュを使用できます。

 

コパメッシュは銅製のガーゼ状メッシュで、スクリューやシリンダーなどの金属を傷つけにくいのが特長です。

 

スクリューの谷間にこびり付いた樹脂を剥ぎ取ったり、ダイス穴に押し込んで清掃したりできます。

 

必要な長さに切って使用することも可能です。

 

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コパメッシュソフト M-COPS 12.7mm×10M・30M スクリュー・シリンダー・ダイスの樹脂汚れ清掃用銅製メッシュ

 

 

ショット数を把握してメンテナンス時期を管理する

金型寿命を考えるうえで、もうひとつ重要なのが実際にどのくらい金型を使用したのかを把握することです。

 

例えば「3か月ごと」にメンテナンスしていても、生産量の多い金型と少ない金型では、その間の使用回数が大きく異なります。

そこで利用できる指標がショット数です。

ショット数を記録しておけば、

・前回のメンテナンスからの使用回数

・清掃後の使用回数

・グリスアップ後の使用回数

・部品交換後の使用回数 などを把握しやすくなります。

 

「○万ショットで点検」「○万ショットで清掃」といった基準を作ることで、感覚だけに頼らないメンテナンス管理につなげられます。

 

CVPL-200でショット数を見える化

CVPL-200は、金型に取り付けて使用するメカニカル式のショットカウンターです。

 

金型の動作に合わせてショット数をカウントし、最大1,000万ショットまで対応。電源や配線も必要ありません。

 

「いつメンテナンスしたらいいか分からない」から、ショット数を基準とした計画的な管理へ。

 

🔵 金型のショット数管理に

PROGRESSIVE CVPL-200 モールドショットカウンターの製品詳細ページへの内部リンクバナー

 

金型寿命を延ばすために意識したい4つのポイント

CVPL-200によるショット数管理・コパメッシュによる定期清掃・可動部点検・履歴記録を繰り返す金型メンテナンスサイクルの図解

金型を長く安定して使用するためには、特別な対策だけでなく日常的な管理が重要です。

 

① 使用量を把握する ショット数を記録し、金型がどの程度使用されたか確認する。

② 定期的に清掃する 樹脂や汚れを蓄積させず、金型や周辺設備を清潔に保つ。

③ 可動部を確認する 摩耗・カジリ・焼き付きなどの兆候がないか点検する。

④ メンテナンス履歴を残す 点検・清掃・給脂・部品交換などを記録し、次回のメンテナンス時期を判断する。

 

こうした記録を積み重ねることで、金型ごとの適切なメンテナンス周期も見つけやすくなります。

 

 

まとめ|金型寿命を延ばすには日常的な予防保全が重要

金型寿命を延ばすためには、故障してから修理するだけではなく、摩耗・カジリ・焼き付き・汚れなどの兆候を早めに発見することが重要です。

 

そのためには、

ショット数を管理する → CVPL-200で金型の使用量を見える化

樹脂や汚れを除去する → コパメッシュでスクリュー・ダイスを定期清掃

可動部を点検する → 摩耗・カジリ・焼き付き・潤滑状態を確認

といった日常的な管理を積み重ねていきます。

 

金型の使用状況を把握し、適切なタイミングで点検・清掃することが、突発的なトラブルを防ぎ、金型を長く安定して使用することにつながります。

 

  👉金型メンテナンスの頻度や判断基準について詳しくはこちら
  ▶ 金型メンテナンスはいつ行うべき?判断基準と管理方法を紹介

 

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